印刷会社に勤務するデザイナーってどんなことをするの?

こんにちは。
印刷会社でデザイナーをしつつ、週末起業のフリーランスうさくらぼです。

今回の記事では、印刷会社に勤務する僕が会社でどんな業務を行なっているかをご紹介します。
会社の規模や従業員数などにより差はあると思いますが、これからデザイナーを目指し、ゆくゆくは印刷会社に就職を…などとお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

うさくらぼの勤務先について

まず、前提条件としてうさくらぼの勤務先について軽くご説明を。
勤務先は、営業・事務を含め従業員数が数人の小さな会社となります。小さな会社ゆえに多少融通を効かせてもらえることもあれば「アレもコレもやらなきゃ…」とてんやわんやしてしまうこともあります。

さて、前提条件をお伝えしたところで次項より本題に入っていきましょう。

デザイン制作業務

デザイン制作業務

まずは大本命のお仕事、各種グラフィックデザイン業務です。
名刺や封筒・各種伝票類などの事務用印刷物から、チラシ・パンフレット・シールなどのPR用印刷物、最終的な施工は外注となりますが看板などのデザイン制作業務も行っています。

印刷時の色の振れ幅や断裁のズレ等を計算しながら制作していくことになるため、最低限印刷に関する知識も頭に入れておく必要があります。

ここの知識は、印刷会社に勤務経験のないデザイン業務のみ行っているフリーのデザイナーさんではなかなか養うことの出来ないものです。
今後印刷会社での勤務を続けるにせよ、フリーランスのデザイナーとして活動していくにせよ、必ず役に立つ貴重な感覚となります。

良く言えば「クレームになりにくく、再現性の高いデザイン」に、悪く言えば「無難なデザイン」となることが多い気がします。

WEB制作業務

WEB制作業務

2019年頃から社内でWEB制作を行うようになり、お客様のホームページ制作・更新・管理も僕の業務の一つとなります。

ホームページ制作は社内では僕しか出来ない業務のため【素材探し→デザイン→コーディング→公開→更新・管理→SEO対策】をすべて一人で行なっています。
制作させていただいたお客様が少しずつ増えてきたため、朝イチで「WORDPRESSのプラグインにバグがないか」、「狙った検索ワードで上位表示されているか」、「どうすれば上位表示されるか」などのチェックを行なっています。

気づけば結構な時間が過ぎていることもしばしば(笑)

まだまだWEB制作に関しては勉強することが多いため、手の空いた時間はWEBに関する記事を読んだり、制作時間短縮のため汎用性の高いパーツをストックしておいたりと日々お勉強です。

オンデマンド出力

オンデマンド機イメージ画像

オンデマンドとは、業務用の高性能プリンターです。
名刺や少部数のチラシ・パンフレットなど、枚数の少ない商品をプリント出力して納品する際に使用します。

従業員の多い会社さんでは専属のオペレーターさんがいるとの話も聞きますが、中小企業の場合、製作者がプリント出力まで行うことも多いと思います。

業務用高性能プリンターというくらいなので、余程注意して見なければ僕らでも印刷との見分けがつきにくいくらい綺麗に仕上がります。
とは言うものの、やはりプリンターですのでその日の気温や湿度、用紙のコンディション等で微妙な色彩に違いが出るため、リピート品を出力する際はとても気を遣います。

場合によっては、色の調整に多くの時間を取られてしまうこともあります。
これからやってくる梅雨が恐ろしい・・・

電話・メール対応

電話・メール対応

会社ですので、毎日お客様から発注・校正依頼等の電話やメールが結構な頻度で入ってきます。
これらに対応するのも事務所内にいる僕の仕事の一つになります。

慣れてくれば、電話応対など何のその!という感じになりますが、入社してすぐは電話取るのイヤだったなぁ〜(笑)

細かい作業中に電話やメール対応に時間を取られると【あれ?どこをどうしようとしてたっけ?】という沼にはまってしまうこともあります。
一人で千行以上のコードを入力するコーディング作業中だと尚更です…

まとめ

ざっと思いつく普段の業務内容はこんな感じです。
デザイナーというと、キラキラしたオシャレに感じるかもしれませんが決してそんなことはありません(笑)
デザイン業務はもちろん、電話やメール対応等デザイン以外の雑務に取られる時間も多くあります。

改めて書き出してみると
①グラフィックデザイナー
②DTPオペレーター
③WEBディレクター
④WEBデザイナー
⑤コーダー
⑥オンデマンドオペレーター
⑦雑務
結構な仕事を兼務してるな…と自分でもびっくりです。

さらに、最近のデザインの流行などへのアンテナも常に張り巡らせておく必要があり、15年以上勤務しても毎日が勉強の連続です。

お客様の好みに左右されなかなか思い通りのデザインにならなかったり、納期に追われ激務になってしまったり、大変なことも多い業界だとは思います。しかし、【どれを取っても同じ仕事がない】という点はこの仕事の楽しさであり、最大の魅力なのではないかと思います。

近年はAdobeCCの出現やOfficeソフトで簡易的なデザインが出来てしまうことから、お客様から何かと軽く見られてしまいがちではあります。
しかし、経験を積んだ我々プロと『とりあえず作った』お客様のデザインでは見栄えはもちろん、見る人への伝わり方にも大きな差が出ます。

デザインが持つ本来の力と価値を、上手く伝えられるようになれば良いなと思います。

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